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就職活動記

就職活動記 (2007年度 新卒 〜 M2 四月からの就職活動)


私が 2007年度の新卒採用枠で就職活動をしたときの記録を残しています。


  はじめに


注意

ここで紹介していく内容は、私個人の経験を元にしたものです。
就職活動は一人ひとり異なるものだということを十分認識した上で、お読み下さい。
断定的な表現を用いていても、私見に過ぎないことに注意してください。
この内容によって生じた問題など対して、責任は持ちません。
情報はご自身の判断で取捨選択をお願いいたします
もし、より詳細に知りたい点、不明な点などがあれば、メールにてご連絡下さい。
できる範囲でお答えしたいと思います。


このページを書くきっかけ

私がこの活動記を書くのは、少しでも誰かの役に立つ情報があるなら、
できる範囲で積極的に提供していこうという意図からです。

きっかけは、昨年に就職活動をされていた tomo さんのWEBページ の「就職活動の記録」が、私の役に立ったからです。
だから私も似たようなことを書き残しておこうと思い立ちました。
なので、基本情報については tomo さんのページを参照していただければと思います。
私は tomo さんのページに書かれていないことを中心に書いていきたいと思います。


プロフィール

私の所属や略歴などは自己紹介のページをご覧になってください。


就職活動を始めた背景

M1の春、2月頃までは、博士課程に進学する気で満々でした。
研究は面白いし、学会や観測で色々なところに行けるのも楽しいものです。
その方向で精力的に動いてましたし、それ以外の道は考えていませんでした。

ところが、2月中旬になって事情が変わってきました。
金銭的な問題と「自分が本当に譲れないものは何なのか?」ということを考え始めたのがきっかけでした。

結局、就職活動をしてみて答えを見つけよう、ということにしました。


活動時期

私が本格的に就職活動を行ったのは4月上旬〜5月中旬の約1ヶ月半です。

2月中旬に就職活動をしてみよう、と決めました。

しかし恐ろしいことに3月下旬から4月頭にかけて、
国際研究会の発表(ポスター)を申し込んでいました。

とても就職活動に集中できる状況ではありません。
したがって、就職活動はそれが終わってから、
つまり4月に入ってから本格的に始めることにしました。


  結果

受けた企業(説明会参加 or エントリーシート提出)は次のとおりです。


※1 同じ会社で違う部署を希望すれば複数回受検可能だった。ひとつ×。ひとつは辞退。
※2 二次面接と筆記が同じ日にある。

1〜8の順番は、就職活動を進める中で最初に興味を持った時期の順番です。
志望度ではないです。

受けた業種を見た人から「お前は何をやりたいんだ。」という声が聞こえてきそうです。
私自身もよく分からないまま就職活動に突入しました。

「研究開発がしたい。」くらいにしか希望はありませんでした。
なので、説明会や面接を通して、自分に最適だと思える道を探すことにしたのです。
また、何をやってもきっと面白いと思えるだろうとも考えていました。

最終的には、自分が一番面白そうだと思えたG社に就職することに決めました。


  経験談


情報源

新卒の就職関連情報を提供しているWEBサイトや雑誌、掲示板は多数あります。
いったいどれを利用すれば良いのでしょうか?
これは人それぞれで、絶対にこれだ、というものはないと思います。

私は「リクナビ」だけを使用していました。
理由は単純で「たくさん見るのは面倒だから。」です。
表面的な情報をリクナビで得て、あとは実際に説明会に参加、面接を受けて詳細を知るという感じでした。


学校の就職説明会には参加しよう

大学で就職に関する説明会があると思います。
特に、就職活動が本格化する直前の1月とか2月といった時期に。

これには参加しましょう。就職に関する制度上の注意点などが話されるはずです。
いま「はずです」と書いたのは、私がこれに参加しなかったからです。
参加しなかったために、推薦応募と自由応募の違いや、推薦書のもらい方など、
なにもわかりませんでした。(--;


面接本は読んでも無駄か

本屋の就職に関する書籍の棚へ行くと、いわゆる面接本がたくさん並んでいます。
「面接本を読んでも、皆と同じ答えしかできない。読むだけ無駄。」だと思ってませんか?

私も最初はそう思っていました。
しかしお世話になったリクルーターの方に勧められて、
半信半疑で読んでみたところ、非常に役に立ちました。
エントリーシートの書き方なども、よく分からなかったものが非常にクリアーになりました。
就職活動をする人は、ぜひ読んでおくべきだと思います。

私が読んだのは次のシリーズ。


私は4月に入ってからこの本を読みました。

このシリーズには就職活動の考え方や基礎が書かれていると思います。
例えば、面接にしろ、エントリーシートにしろ、要約すれば書くべきことはたった二つだと説いています。
これを念頭に置きながら書くのと、ただ漫然と書くのとでは雲泥の差がでます。

ただしこの本の中には、文系向けだな、と感じるところも多くあるので、
情報の取捨選択をしてやる必要があります。


「説明会は選考とは一切関係ありません」・・?

「説明会は選考とは一切関係ありません。」

会社説明会の案内に書いてある文句です。
私の経験から言うと、これは鵜呑みにしてはいけない文章です。

ある会社の説明会でのことです。
説明会中、質疑応答などのとき、こちらの名前を聞かれることもないし、尋ねてくることもない。

「本当にチェックしていないんだな、良かった、安心した。」

と思ったのか、気を抜いている人を多く見かけました。
まったく質問する気のない人や、おかしな質問を投げかける人などもいます。
この人たちは罠にはまっています。

説明会の終わりにアンケートを記入させられませんでしたか?
そしてそのアンケートはそのまま机の上に置いていくよう指示されませんでしたか?
人事の人は、目星をつけた人の座っていた席を覚えています。
アンケート用紙からその人が誰であったかわかるのです。

選考とは関係のない説明会のはずなのに、
説明会後に「ぜひ一次選考へ。」と電話がかかってきたりします。
なので、選考と関係ないという説明会でも気を抜かないようにしましょう。


出てきた社員の名前をメモしておこう

会社説明会に行くと、必ずと言っていいほど社員(多くの場合は若手)の方が、
自分がどんな仕事をやっているかということを説明してくれます。
そのとき、最初に自己紹介をしてくれるはずです。名前(と所属)をメモしておきましょう。

ひとつは質疑応答の時間に「○○さんに質問なのですが、...」と言うため。
もう一つは一次面接、二次面接などのときに「説明会のときに×××だと伺った」というのと、
「○○さんという方が×××だと仰っていた」では前者よりも後者のほうが説得力があるためです。

私が G 社の面接で「説明会での○○さんの××という考えに共感した。」と言ったら、
最終面接後に○○さんが私のために研究所を案内してくれました。


一人称は「わたくし」

面接などで自分を何と呼ぶか。

「ぼく」「オレ」「ミー」などは論外ですが、
「自分」「わたし」「わたくし」などのうち、どれを使えばよいのでしょうか。

私が調べた範囲では「わたくし」が基本のようです。
「ぼく」と言ったからといって、それだけで落とされることはないと思います。

ただ、最終的に当落線上での争いになったときの減点要因となるくらいなら、
「わたくし」と言っておいたほうが無難でしょう。

え、ポリシーがあるから一人称は変えられない?
それはそれで仕方がないと思います。


携帯電話を手放すな

だいたいの人は携帯電話を持って就職活動に臨むと思います。
企業からの連絡もだいたい携帯電話にかかってきます(稀にメール)。

私は携帯電話をあまり携帯していませんでした。
外出するときはバッグの中に入れたままだとか、
家にいるときは部屋の机の上に置きっぱなしだとかです。

しかし企業からの連絡は不意にやってきます。
取り逃すと(非通知だった場合)

「いまの電話はなんだったのだろう?合格か、不合格か?」

などと次の日まで(週末だった場合月曜日まで)待たされることになります。

これは精神衛生上よろしくありません。
なるべく携帯電話は手放さないようにしておいたほうが良いでしょう。


電車の中では電話に出ないように

電車など公共交通機関で移動しているときに企業からの電話がきたらどうするか?

私はとりませんでした。

たまに電話を取って、
「申しわけありません、いま電車の中なんですが・・はい、はい・・」
などとやりとりをしている人を見かけますが、これはナンセンスだと思います。

電車の中では出ないことがマナー着信音も鳴らさないのがマナー、じゃないでしょうか。

最近の携帯電話にはマナーモードのほかに「公共(ドライブ)モード」というのが用意されています。
公共交通機関を利用するときはこのモードにしておきました。

公共モードはマナーモードと違って着信を知らせず、相手方に

「ただいま運転中、もしくは公共交通機関にて移動中です。恐れ入りますが時間をおいておかけ直しください」

とアナウンスされます。

これに加えて、留守電サービスに申し込んでおけばなお良いと思います。


非通知で電話してこないで〜

企業からの選考の案内は、だいたい電話できます。(嬉しい連絡ほど、電話です)
企業によっては、その際の電話番号が非通知になっています。

携帯電話の設定を「非通知を拒否」に設定している人は注意してください。

ちなみに私が受けた企業の中で G社は非通知、E社、F社は通知でした。
C社はメールでした。


エントリーシートの締切日は目安

エントリーシートにはたいてい締切日が設定されています。
この締切日ですが、説明会に参加すれば融通の利くところが多いようです。

たとえば C社 は、説明会に行ったあと「面接に来てください。」と言われたので、

「エントリーシートをまだ出していないのですが・・」

と言ったら

「じゃあ、とりあえず面接の日までに出してください。」

と言われました。本来の締切日はもう過ぎていましたが。

E社も説明会のあと「面接に来てください。」と言われて

「エントリーシートは面接の日に持ってきてください。」

ということでした。本来の締め切りは、説明会後1週間以内ということでしたが。

G社は説明会後「面接に来てください」と言われたので面接に行きました。
就職活動中は実家のある東京に滞在していたのですが、
中休みに仙台に帰ってみると G社から「エントリーシートを出してください」という郵便が届いていて驚きました。
その時点で G社は最終面接まで進んでいたのです。結局 G社にはエントリーシートを出さずじまいでした。

説明会に出ることって、重要です!


説明会へ足を運べ

一つ上にも書いたように、説明会に出席すると書類選考を飛ばせる場合が多々ありました。
ぜひ説明会へ足を運んで、自らをアピールしてきてください。

重要なのは、説明会へ足を運ぶだけでなく自分のアピールが必要だということです。


リクルーターを利用せよ

企業によってはリクルーター制をとっているところがあります。C社がそうでした。
リクルーター制とは、所属大学のOBが後輩の自社への就職活動を手助けしてくれる制度です。

私は C社のリクルーターの方に、選考の際のPR書やプレゼンテーションなどについて
仔細に意見をいただいたり、選考の詳細な情報を聞いたりしました。

結局、C社に就職はしませんでしたが、
リクルーターの方の助言などは就職活動全般にとても役立ちました。
もしあなたの志望企業でリクルーター制をとっていたら、ぜひ活用するしましょう。


自己PR書を用意せよ

企業によっては「自己PR書」を面接や書類提出の際に要求されることがあります。
企業ごとに何部も作るのは面倒なので、どこにでも通用する汎用自己PR書を作りましょう。

中身には研究内容、特技、これまでやってきたことなどを盛り込みます。
そして、その汎用自己PR書は、特に要求されていない企業でも面接の際に持参して手渡しましょう。
面接がスムーズに進みますし「こんなものまで用意してきて、よっぽどの熱意だ。」と思ってくれるかもしれません。

というか、私が後半のほうの面接で出会った人たちは、ちゃんとPR書を用意していました。


全部とってあります

E社の最終面接後、面接官が手に持っている一冊のファイルの中身がチラッと見えました。
そこには応募時からの私に関する資料が入っていました。
ファイル一冊が一人分の資料なのです。
応募時の封筒から、説明会のときに残したメモ用紙まで(!?)ありました。

もちろん封筒やメモ用紙だけで合否が決まるわけではありませんが、彼らも本気です。
判断に迷ったときの材料になるのでしょう。
履歴書やエントリーシートだけでなく、封筒の宛名等もきちんと書いておきましょう。


どうしてもできなかったこと

「こうしたほうが良い」と分かっていても、どうしてもできなかったことがあります。

面接のとき「弊社に対する志望度は?」という質問に、
たとえ第一志望でなくても「御社が第一志望です。」と答えることです。

面接本には「たとえ第一志望でなくても即座に『御社が第一志望です』と言い切れ」と書いてあります。
わたしもそうしたほうが良いということは理解しています。でも、できませんでした。
正直に志望度を丁寧に説明していました。私の場合は、それを理由に落とされることはありませんでした。

ただし企業の立場から言えば、第一志望の学生と、そうでない学生が当落線上にいる場合、どちらをとるかは明らかです。
自分がどうするかはよく考えた上で判断してください。



就職活動にかかった金額

正確にはわかりませんが、正味1万円〜2万円くらいだと思います。
地方大学の学生ということで、面接の際には交通費が支給されました。

スーツは大学の入学式のときに買ったもの(5年前!)を、
靴は父親のものを、鞄はもともと持っていたものを使いました。

実家が東京にあるので、東京での滞在費がかからないというのも大きかったと思います。


  終わりに

就職活動に正しい解なんてないと思います。

自分の決断が良かったのか、悪かったのか、
それはこれから自分が作り出していくんです。この時点で決まることではありません。

ファイトーー!( ゚ロ゚)乂(゚ロ゚ )イッパーーツ!!


  参考リンク


私は就職活動中はリクナビと企業のホームページしか見ていませんでした。
が、参考になりそうなサイトはたくさんあるので紹介しておきます。

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最終更新時間:2006年05月18日 01時18分28秒